生きづらいのは、単なる性格的なことからではなかった?!

アスペルガー症候群

 

自分が自分のままでいてはいけないのかと、

恐ろしく悩み始めたのが

大学時代からだったかな。

 

いや、

高校時代からかもしれない。

困ることが多くなり始めた

子どもの頃の感覚と

何にも変わらない。

 

大人なんて、

子どもの想像の産物だ、

と言っていた人もいたし。

 

思わず、頷いちゃったもんね、

これを聞いたとき。

 

確かに、

自分が大人だと思ってた年代には

とっくになっている。

 

でも、

私の中身は何にも変わっていない気が。

やってることも、

好みも、時間の使い方も。

 

違うのは、

責任の伴う仕事をしていること。

(“大人の対応”はしているとは思うのだけど・・・)

 

誰でもそうだとは思うんだよね。

みんなそうなんじゃないのかな。

外見くらいか?変わったのは・・・

ってくらいのこと。

 

でも、

子どもくささとか、

大人なら我慢できるだろうことを、

 

もう、大人になっているはずなのに

“何故に我慢ができないのだろう?”

と、疑問に思うどころか、

 

人に言われてやっと気づくほどの

そんな大人になっていて。

“ヤバくね?”

とは思わなかったけど、

“そうだったのか”

と気づかされることも度々。

 

夫さんには日々の行動で

迷惑をかけ続けているのも間違いない。

 

一体何でなんだろう・・・と。

マイナス思考にしか向かわない、

なんかイヤな自分になってったな~。

 

生きづらさはどこから?

結婚して直ぐの頃から悩み続けて

早12年。

だんだんと生きづらさを感じ始めて、

結構早かったかも(笑)

結婚はそもそも向いていなかった?

生きてることそのものがダメなのか?

もう離婚しか方法はないのか?

私だから夫さんは苦労している?

 

仕事は好きだけど、

家事まで持たないのは体力の問題?

 

私の勝手さとか我儘がこうなるの?

どうして私のままではダメなんだ?

などなど・・・

 

いろんな疑問や葛藤が次々と。

なんでこうなるんだ!地獄なんだもの。

 

“これはまさか”と、

ある疑いを持っていることは、

私の中ではあったのだけど、

果たして・・・?

 

この状況は、

私だけの問題にだけされてる?

 

これに関しても

私の中では納得は出来ていなくて。

 

夫さんは、

“私が問題だ”と決めつけているのか、とか。

 

そんなことは一言も言ってないけど、

やっぱり被害妄想にやられるんだわ。

『 なんでこうなるんだ? 』

の、

なんで?

に辿り着くまでは、

 

日々起きることを

それぞれが越えることに精一杯で、

なんで?の理由を知ることは

どうしても後回しにしたから

悪循環な年月を過ぎていたような・・・。

 

 

夫さんも私も、

どうしていいか

本当にわからなくなっていたんだわ。

突如として“それは”出現する?!

今だってどこが地雷かわからない、

そんな感覚で

私と一緒にいる夫さんを思うと、

ただただ申し訳なく。

 

自分ではわからないんだよね。

何に反応するのか、

何がわかっているのか、

何がわかっていないか、

 

何に対して

激怒を越えることが起きるのか。

これは一体、何がそうさせるのか。

 

いつも苦しめる

“それ”って何なんだろう?

もう、

離婚とかそんなことじゃなく、

生きるのも限界かと思った時に、

ようやく専門のクリニックを見つけました。

 

ちょっと遠いし、

1か月に一度しかない、

狭き門の電話予約を失敗し、

2か月目にようやく予約ができた時も、

いろいろ遠いなと(笑)

 

とにかく、

ちゃんと現実を見たいなとね。

やっと力が抜けたかも

これは仕方ないんだとようやく思ってもいい、

そんなきっかけを貰えた。

すごい量の問診と、検査。

 

正直、

脳みそがフリーズするかと思った。

っいうか、

止まった瞬間があった(笑)

 

しかしね。

なんとなく疑いはあったけれども、

やっぱりね・・・

の診断を貰っちゃうと、

なんつ~か、

自分は楽でも、

周りの人たちの反応も様々で。

 

一番意外だったのは、

夫さんが宙に浮いた感じの反応かなぁ。

 

スッキリはしないの?って思った。

『 信じられない部分もあるかな~ 』

だって。

『だって、あなたは普通だもん!!』

って、子どもか!!

 

信頼している3人の友人にも報告したら、

一人、大笑いした友人がいた・・・。

『わかってたことや~ん(笑)!!』

そうなんですけどね~・・・。

今更ってとこでしょうかね。

 

一瞬でも

言葉に詰まる姿を見せたのがずっと仲の良い友人。

ちょっとびっくりした。

故意にその話には触れないでいるのが、

違和感でもあって。

彼女なりに思うことがあるんだろうなぁ。

 

『私もきっとそうだと思うんだよね~。』

と、

やっぱり違和感を感じながら

ずっと生きてきた、もう一人の友人。

『検査しようかなぁ。』

まで言ってた。

悩んでいるのなら、

受けてみてもいいと勧めたけどね。

 

いいんだよ、

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)

だって。

自分は変わらず自分なんだし。

 

 

『性格の問題ではないですからね。』

って医師に言われたときに、

私の性格が歪んでいるわけではないんだと

ほっとした。

 

(自分の行動は)

『我儘だからでもないのですか?』

 

『脳の作りがそうさせるから仕方ないんですよ。』

と先生。

 

そうなんだ~。

 

ずっと、

我儘で、勝手で、協調性がなく

頑固で、こだわりが強い。

そんな風に言われてきたことは、

脳の作りがそうさせてたのかー!!

 

だから何だってことでもあるんだけど、

悩みの質が変わるなって。

私も、夫さんも。

知ってからの変化

最近の言い争いがなんか違うのは、

夫さんはこの性質に関して

理解してくれようとしているんだなって。

 

もちろんケンカはしたくないし、

そんなにするほうでもないのだけど、

 

私にスイッチが入ってしまった時の

収集のつかない癖の悪さは、

相当、夫さんの寿命を縮めていただろうなとは思う。

寝込んだりはないけどね。

 

医師のアドバイスもあり、

夫さんは学んでくれているんだなぁ、

たぶん。

 

何をどう学んでいてくれているかは

私はわからんのだけど。

 

でも。

この夫さんでホントに良かった。

こんな私を支えてくれようとして、

何があっても

見捨てないでいてくれてるんだもん。

 

だから、夫さんのためにも

医師のアドバイスの下、

極力、

アホなことをしないようにしないと。

ストレスを溜めすぎたり、

過集中にならないように

自分でも努力はしていかないといけない。

 

私の一番困る特徴は、

過集中らしい。

 

これは、

自分でもそうなっているのがわからないから、

本当に癖が悪い。

 

夫さんは結婚当初から、

『 俺がブレーキにならないといけない 』

とよく言っていたけど、

きっと、夫さんなりに、

なんかヤバいって考えてくれていたんだろうと思う。

 

それと、

こんな私に振り回されている、

3匹の飼い猫さんたちも大変だ~。

ごめんよ・・・。

  

最愛の3にゃんず。

 

診断されるまでも、

ごくごく普通と言われているような、

そんな生活はしてきていて、

この特徴が

足を引っ張ることばかりではなかったけれども、

でも、

これがそうだったんだなぁ・・・

ということは、

今思えば沢山思い当たることがありあり。

 

まさか、

認知症の母も

看ていくことになるとは思わなかったし。

 

いろいろありますね、

人生って。

 

だから、楽しまないと!!

おもいっきり自分っぽく生きてみます!!!

 

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